「心身が共によく温まる、ベルギー王国北部の気合いのレシピを、とくと味わわせてあげよう」

「心身が共によく温まる、ベルギー王国北部の気合いのレシピを、とくと味わわせてあげよう」


“YUME”さん、今日は。

 今回は、又しても『フランダースの犬・劇場版』(以下、劇場版)のネロ・ダースの絵です。
 しかも今回は、陸上自衛隊に宛てた、寒中お見舞いの絵葉書が原版で、やや地味な印象になります。

 今回の絵は、山形県の神町駐屯地・第6後方支援連隊に送った、今年の寒中お見舞いの絵葉書が原版です。
 画仙紙に描きましたから、滲みがある事や、表面に薄い線が見えたり、やや不自然なところもありますのは、御了承願います。

 冬季の演習が、神町駐屯地の最寄りの大高根演習場で行なわれている最中に、ネロが演習統制本部の近くに設けられた、糧食班のテントで、大きな鍋を用意して、
「冬季の演習では、心身が共によく温まる、ベルギー王国北部の気合いのレシピを、とくと味わわせてあげよう」
 と、ネロの地元・フランドル風シチュー(ビール煮込み)を、料理しているイメージです。フランス北部地方の煮込み料理をベースにして、トマトと茸を少し加えて、自衛官にも美味に感じられる味に、アレンジしたものです。
 劇場版で、ジェハン・ダースの最期の直前に、シチューを温めているシーンから引用しました。

 ネロが着用している陸上自衛隊の作業服は、TV版本放送当時のものです。階級章は3等陸曹(軍曹)です。
 腰の弾帯の大きな弾薬袋には、塩、ソース、タバスコ、粉末唐辛子などの、各種の調味料が詰めてあります。事実、戦場に於ける軍人は、自分好みの調味料を常に携行しているそうです。
 弾薬袋の下部の装備連結用の鳩目に、ポケットサイズの缶切りでも付けていたら、それらしくなったかも知れません。

 右手に持つオタマの柄が、やや細過ぎるのは御愛嬌ですが(笑)、鍋からは湯気も僅かに立たせました。漫画によくあるような、雲状の湯気でも、それらしく見えるでしょうか?
 木製の皿を持つ左手は、表現に少し手間取りましたが、生活感と臨場感を強調するには、皿のような小道具も欠かせません。
 ネロの表情からは、
「寒い時には、温かいものを食べると体が暖まるからな」
 という意思を強調しました。

 糧食班のテントで、ネロが料理する、フランドル風シチュー(ビール煮込み)が、デザートのベルギー製チョコレート(!!)と共に配られるのを待つ、演習中の自衛官の間から、
「おお~、美味そうな良い匂いがして来たぞ~。もう待ちきれないな」
 という声が聞こえて来るイメージも入れましたが、ネロが料理する、フランドル風シチュー(ビール煮込み)ならば、“YUME”さんも味わいたくなりませんか?

 もっとも、今年は、『東日本大震災』から約10周年を迎える事もあって、災害派遣の炊き出しのイメージも入れています。
 被災者にとって、温かい食事は何よりのプレゼントになりますから。

 あと数日で、立春になりますが、時としては、このように、季節感を強調した絵も、描きたいものです。

(HTML5版から投稿)
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