パソコンといえば、パソコン室か八幡せんせー。
と言うことで、2−Hにいって八幡せんせーに会った。
さっき会った時よりは落ち着いてて、とりあえずさっき言ってた「新しいノートパソコン」を貸していただけないか交渉してみた。
無理だった。そりゃあそうですよね。
代わりに、と言うことで「特性アームターミナル型パソコン」をもらった。
珍しいものを持ってるなあと思うと、
「実はハスキー犬連れてる 男の子が、
同じような者を持ってていいなと思ったんだ」
だから作ったそうで。
この人実は凄いんじゃないだろうか……。
いいなと思ったら作れるものなのかなあ。
教室を出ると
「それホントに使えるのかぁ?
佐藤がくれた、怪しいディスクに 八幡が作った、いんちきマシンだぜ」
と 黒井くんが言ってきた。
私も不安極まりない。
でも、一応佐藤くんのくれたデータはちゃんと動いてるので、何とかなると思う。なってください。
電算部の佐藤くんを助けた。
ていうか何だろう、そんなまさかとか犬の時に書いたけど、
佐藤くんを襲っていたのはまごうことなき悪魔です本当にありがとうございました。
もう嫌だ。
まぁ、私たちの攻撃が普通に効いたから良かったけれど……ううん。
現在の私たちの武器は金属バットとピッケル。
私の金属バットは野球部から貰ってきたけれど、黒井くんのピッケルは一体どこから出てきたんだろう。
普通学校にあるものじゃないよね。
(ピッケル持ってる)黒井くんって怖いね と言ったら、
バットで二回も悪魔を殴れるおめえには負けるわ と言われた。
だって食べられたら嫌だしね。
佐藤くんもぱっくりいかれてたのかもしれない。
その前に助けられてよかった。
その佐藤くんが、STEVENという人が作ったプログラムをくれた。悪魔召還?
しかし私たちにはパソコンなんて無い。
ああー。誰かパソコンくれないかな。
なにか無いか購買に向かったら、知り合いが彼女とイチャイチャしてた。
龍一、君、こんなときまでイチャイチャできるとか、度胸あるよね。
黒井くんと同じクラスだったようで、黒井くんも微妙な顔をしていた。
この人たち、悪魔よりも先生がきた方が恐いんじゃないの。不純異性交遊がどうとかで。
そう言えば近くの聖エルミンにはハンニャってあだ名の嫌な先生が居るらしい。
この二人、目の敵にでもされるんじゃないのかな。
購買から出た瞬間、黒井くんがぼそっと
「…リュウイチくん、…こわい…」
って彼女さんのマネをしてた。思わず吹き出してしまった。
思ったより黒井くんとは上手くやれるかもしれない。
何故かチャーリーと言う洋風なあだ名の人。
金髪にチェーン、鍵のピアスに首に紐、という見た目だから何となく知ってた。
あっちも私を知ってたらしい。見た目目立つからかな。
いろんな所で「2−Dのヨモツ」って呼ばれたりしたけど、なんとなく彼にまで知られてるとは思わなかったな。
あんまり他人に興味なさそうだし。
とりあえず、これ以上周りを見て回っても、ここから脱出しようとする人とは会えない気がするので彼と一緒に行く事にした。
上手くやって行けるか果てしなく不安だけど、2−Dに帰っても白川さんはもう居ないだろうし、風紀委員にいちゃもん付けてる彼(やっぱり風紀委員が探してた宮本君らしい)よりは、怖くなさそうだ。
彼は足が速かった。
だけど、女の私と同じくらいの力で、体力は私より無いってどう言う事なんだろう。
ちょっと先行きが不安だけど、彼と一緒に頑張ろうと思う。
……行ける所まで。
不安要素満載なアームターミナルは厳正なるじゃんけんの結果、
私が装着することになりました。
黒井くん、じゃんけん強すぎるよね……。
色々調べてみて、わかったのだけれど、
やっぱり『悪魔召還プログラム』は悪魔を仲間として呼ぶことが出来るらしい。
で、その仲間の悪魔を『仲魔』と呼ぶらしい。
ううん。だれがうまいこといったんだろうこれ。
ちなみに仲魔第一号は空き教室で人間というか学生のフリをしてた悪魔。
なんだか憎めないし、ちょっと心配だったから連れて行くことに。
ジャックフロストという悪魔のヒーホーくん。
でも、ちょっとテンションについて行けなくなってアームターミナルにはいってもらった。
ごめんねヒーホーくん。
……アームターミナルってうつの面倒だから、今度から『COMP』ってかこうかな。