拝啓、屁山先生

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拝啓、屁山先生


その瞬間は、何が起こったのかこちらには計り知る暇がなかった。
それ程、先生は自らの作業に集中していらっしゃったのだ。

私は自分を納得させるように、思い出を少し嘘で縁取った。

"川間くん、よかったら君も嗅いでいかないかね"


バフッ


先生は、あの頃に置き去りにした何かを噛みしめるように、その放屁を咀嚼した。

"便の微粒子だ。これも宇宙から来ているとしたら、どうかね。浪漫だろう"


私は深く、長く頷いた。



プスッ

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コメント

投稿者: ぼんち   投稿日: 2017/1/4  投稿番号:1
眼球譚のオマージュやね(^。^)

投稿者: nj   投稿日: 2017/1/7  投稿番号:2
オーシュのオマージュのバタイユのメタファー!よっ読んでないけど…

 

 

 

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