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“YUME”さん、暫くでした。 今回も、『フランダースの犬』のネロ・ダースの絵を、投稿させて頂きます。 今回のネロもまた、3月23日の延長で、『フランダースの犬・劇場版』から引用しました。 原版は、九州・長崎県大村市の、陸上自衛隊大村駐屯地・西部方面隊第4師団第16普通科連隊に宛てた、今年初の残暑お見舞いの絵手紙で、しかも、8月6日の午前中に書いて、その日の午後に「スピード投函」したばかりのものです。 宛て先となった、西部方面隊第4師団第16普通科連隊は、対馬列島を除く長崎県全域(本土・壱岐・五島列島)を、警備区域にしています。 その残暑お見舞いの絵手紙を加工したもので、宛て先に合わせて、ネロが長崎市に観光旅行に出かけて、夏の休暇を楽しんでいる姿にしました。 今回の絵では、バックは表現していませんが、個人的なイメージとしては、ネロが途中で買った、長崎名物の粕底羅(カステラ。以降、漢字で書きます)を食べながら、中島川に架かる眼鏡橋から、中島川沿いに公会堂前通りに出て、中央橋を横目に、観光名所の出島に向かって歩いている姿にしました。『フランダースの犬』の舞台である、ベルギー王国も、日本に粕底羅を到来させたポルトガル王国(現在は共和国)も、宗教はカトリックですが、ネロも長崎市に観光旅行に出かけた際に、浦上天主堂に寄ってお祈りをして来た、ともイメージしています。 ネロは、リアルに描きまして、「強さ」と「凛々しさ」を強調しましたが、表情はやや穏やかにしました。 帽子は、第2次世界大戦当時のアメリカ海兵隊のものと同様の八角帽にあしらって、僅かにイメージを変化させると共に、不自然にならない程度に、皺を付けました。劇中のカスケット帽よりは、こちらの八角帽の方が、格好良いでしょう。 右腕は、ややがっしりとして見えますが、チョッキに隠れた部分では左腕と同じ細さです。 ネロの衣裳は、劇場版とほぼ同じですが、季節感を表現するべく、シャツは半袖にしました。 チョッキは、左手に持つ粕底羅の色と混同しないように、茶色にしまして、僅かに風に靡いているようにしました。 トラウザーズ(長ズボン)は、別作品を参考にして、不自然にならない程度に皺を付けました。膝から下は、スペースの都合で書けませんでしたが、右膝の「接ぎ」もあります。 靴は、第2次世界大戦中のアメリカ軍の茶色のサービスシューズを、イメージしています。 双眸と同様に、八角帽・スカーフ・トラウザーズは、同じ青で、統一感を表現しました。 ネロが食べている粕底羅は、やや大ぶりですが、CMでも御馴染みの、名門の上等な粕底羅で、しかもザラメ付きです。 上部は焦げ茶色、本体は黄色にしました。これが最も肝心な事である、「美味しそう」に見えるように、注意深く描きました。『フランダースの犬』の舞台である、ベルギー王国の港湾都市・アントウェルペン(アントワープ)や、首都・ブリュッセルであれば、土地柄にマッチさせて、フリッツにするところですが、長崎市ならば粕底羅だ、という事です。 粕底羅は、糖分補給の為に食べていますが、劇中では終始、食に不自由し続けたネロにとっては、食べる事が楽しみでもあるのでしょう。 絵葉書や創作だからこそ出来る、或る種の贅沢と言えます。 さらに、この絵は、今日・8月9日に合わせて投函して、投稿するものだからこそ、大きな意味があるものと思います。 大勢の先人の、焼け跡からの復興に向けた弛まぬ努力があったからこそ、今の長崎市があり、観光旅行を楽しみ、食を楽しむ、ごく当たり前の日常が、平和の尊さが、どれほど大事であるのか。 ネロならば、良く分かる事でしょう。 今回の絵は、今日・8月9日という日付が日付な為に、内容がシリアスなものになりましたが、“YUME”さんが、観光旅行に出かけた気分になりましたら、幸いです。
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“YUME”さん、暫くでした。
今回も、『フランダースの犬』のネロ・ダースの絵を、投稿させて頂きます。
今回のネロもまた、3月23日の延長で、『フランダースの犬・劇場版』から引用しました。
原版は、九州・長崎県大村市の、陸上自衛隊大村駐屯地・西部方面隊第4師団第16普通科連隊に宛てた、今年初の残暑お見舞いの絵手紙で、しかも、8月6日の午前中に書いて、その日の午後に「スピード投函」したばかりのものです。
宛て先となった、西部方面隊第4師団第16普通科連隊は、対馬列島を除く長崎県全域(本土・壱岐・五島列島)を、警備区域にしています。
その残暑お見舞いの絵手紙を加工したもので、宛て先に合わせて、ネロが長崎市に観光旅行に出かけて、夏の休暇を楽しんでいる姿にしました。
今回の絵では、バックは表現していませんが、個人的なイメージとしては、ネロが途中で買った、長崎名物の粕底羅(カステラ。以降、漢字で書きます)を食べながら、中島川に架かる眼鏡橋から、中島川沿いに公会堂前通りに出て、中央橋を横目に、観光名所の出島に向かって歩いている姿にしました。
『フランダースの犬』の舞台である、ベルギー王国も、日本に粕底羅を到来させたポルトガル王国(現在は共和国)も、宗教はカトリックですが、ネロも長崎市に観光旅行に出かけた際に、浦上天主堂に寄ってお祈りをして来た、ともイメージしています。
ネロは、リアルに描きまして、「強さ」と「凛々しさ」を強調しましたが、表情はやや穏やかにしました。
帽子は、第2次世界大戦当時のアメリカ海兵隊のものと同様の八角帽にあしらって、僅かにイメージを変化させると共に、不自然にならない程度に、皺を付けました。劇中のカスケット帽よりは、こちらの八角帽の方が、格好良いでしょう。
右腕は、ややがっしりとして見えますが、チョッキに隠れた部分では左腕と同じ細さです。
ネロの衣裳は、劇場版とほぼ同じですが、季節感を表現するべく、シャツは半袖にしました。
チョッキは、左手に持つ粕底羅の色と混同しないように、茶色にしまして、僅かに風に靡いているようにしました。
トラウザーズ(長ズボン)は、別作品を参考にして、不自然にならない程度に皺を付けました。膝から下は、スペースの都合で書けませんでしたが、右膝の「接ぎ」もあります。
靴は、第2次世界大戦中のアメリカ軍の茶色のサービスシューズを、イメージしています。
双眸と同様に、八角帽・スカーフ・トラウザーズは、同じ青で、統一感を表現しました。
ネロが食べている粕底羅は、やや大ぶりですが、CMでも御馴染みの、名門の上等な粕底羅で、しかもザラメ付きです。
上部は焦げ茶色、本体は黄色にしました。これが最も肝心な事である、「美味しそう」に見えるように、注意深く描きました。
『フランダースの犬』の舞台である、ベルギー王国の港湾都市・アントウェルペン(アントワープ)や、首都・ブリュッセルであれば、土地柄にマッチさせて、フリッツにするところですが、長崎市ならば粕底羅だ、という事です。
粕底羅は、糖分補給の為に食べていますが、劇中では終始、食に不自由し続けたネロにとっては、食べる事が楽しみでもあるのでしょう。
絵葉書や創作だからこそ出来る、或る種の贅沢と言えます。
さらに、この絵は、今日・8月9日に合わせて投函して、投稿するものだからこそ、大きな意味があるものと思います。
大勢の先人の、焼け跡からの復興に向けた弛まぬ努力があったからこそ、今の長崎市があり、観光旅行を楽しみ、食を楽しむ、ごく当たり前の日常が、平和の尊さが、どれほど大事であるのか。
ネロならば、良く分かる事でしょう。
今回の絵は、今日・8月9日という日付が日付な為に、内容がシリアスなものになりましたが、“YUME”さんが、観光旅行に出かけた気分になりましたら、幸いです。